ツールの設定方法
NOA Debuggerでは、ツールの設定を変更する方法を提供しています。
主に以下の設定ができます。
- ツールの初期化を自動的に行うかを設定する
- NOA Debuggerの表示設定を変更する
- 使用フォントアセットを変更する
- メニューの表示順番と表示/非表示を変更する
- 独自メニューを追加/削除する
- ログの保持件数を変更する
- HierarchyのObject詳細の表示階層数を変更する
ツールの設定変更は、NOA Debugger Editorを用いて行います。
NOA Debugger Editorは、Unityメニューの Window -> NOA Debugger
を選択することで起動できます。
各種設定はEditorWindow内の[Settings]タブで変更できます。
設定の変更は即座に設定ファイルに反映します。
共通機能
[Reset]ボタン
一部の機能では[Reset]ボタンを押下することで設定をNOA Debuggerが指定するデフォルト値に戻すことができます。
ツールの初期化を自動的に行うかを設定する
ツールの初期化を自動的に行うかを設定します。
チェックボックスを操作することで、自動的に初期化を行うかを変更できます。
※チェックが付いていない場合は、初期化を行いません。
初期化を自動的に行わない場合は、以下のドキュメントを参考にAPIを使用した初期化を行なってください。
NoaDebug
NOA Debuggerの表示設定を変更する
NOA Debuggerの表示に関係する設定を変更できます。
要素名 | 表示情報 |
---|---|
Start button opacity | NOA Debuggerを起動するボタンの透明度を0.1〜0.9の範囲で指定します。 |
Background opacity | NOA Debugger背景の透明度を0.1 ~ 1の範囲で指定します。 |
Floating window opacity | 専用ウィンドウの透明度を0.1 ~ 1の範囲で指定します。透明度の推奨値は0.2 ~ 0.7です。 |
Canvas sort order | NOA DebuggerのCanvasのSortOrderを指定します。 |
使用フォントアセットを変更する
ツールに使用するフォントアセットを設定できます。
要素名 | 表示情報 |
---|---|
Font asset | ツールに使用するフォントアセットを指定します。 |
Material preset | 使用するマテリアルを指定します。 |
Font size rate | フォントサイズの倍率を指定します。 |
フォントアセットを指定している場合、NOA Debuggerに同梱したフォントアセットをビルド時に除外します。
フォントアセットによって文字サイズが変わりレイアウトが崩れる際は、Font size rate の値を調整してください。
メニューの表示順番と表示/非表示を変更する
ツールの起動後に表示するメニューの順番や表示を設定できます。
メニュー要素の左にあるドラッグハンドルを操作することで、メニューの表示順番を変更できます。
※要素の上から順番にメニューを表示します。要素の先頭が、ツール起動時の初回に表示するメニューです。
メニュー要素にあるチェックボックスを操作することで、メニューの表示/非表示を変更できます。
※チェックが付いていない場合は、非表示です。
独自メニューを追加/削除する
独自メニューについて、詳しくは 独自のメニューを追加する方法 を参照してください。
独自メニューは以下の手順で追加します。
- [+]ボタンを押下しリストを追加します。
- Scriptフィールドに、
NoaCustomMenuBase
を継承して作成したクラスを設定します。
メニュー要素の左にあるドラッグハンドルを操作することで、メニューの表示順番を変更できます。
※要素の上から順番にメニューを表示します。要素の先頭が、独自メニュー表示時の初回に表示するメニューです。
追加したメニューの削除は、以下の手順で行います。
- 削除したいメニューを選択します。
- 選択したリストが強調されていることを確認し、[-]ボタンを押下します。
ログの保持件数を変更する
スライダーを左右にドラッグするか入力フィールドに直接数値を入力する事でログの保持件数を変更できます。
要素名 | 表示情報 |
---|---|
Console log count | ConsoleLogで保持するログの件数を99〜999の範囲で指定します。 ※保持するログは、ログタイプ毎です。 |
API log count | APILogで保持するログの件数を99〜999の範囲で指定します。 ※保持するログは、ログタイプ毎です。 |
HierarchyのObject詳細の表示階層数を変更する
スライダーを左右にドラッグするか入力フィールドに直接数値を入力する事でObject詳細の表示階層数を変更できます。
要素名 | 表示情報 |
---|---|
Hierarchy levels | 表示する階層数を1〜10の範囲で指定します。 階層が深くなるほど検索時の処理負荷が発生することにご注意ください。 |
NOA Debuggerのその他設定
NOA Debuggerのその他いくつかの設定を変更できます。
要素名 | 表示情報 |
---|---|
Auto create EventSystem | 実行時にEventSystemが存在しない場合、自動で作成するか指定します。 このオプションをオフにすると、EventSystemを自動で作成しません。 EventSystemが存在しない場合NOA DebuggerのUIは動作しません。 |
Error notification | エラー通知を起動ボタンに表示するか指定します。 このオプションをオフにすると、起動ボタンにエラー通知を表示しません。 |